「インプット大全」を読んでのアウトプットブログ
今回はタイトルにもあるように「学び効率が最大化するインプット大全」を読んでのアウトプットな内容になります。
こちらがその本です↓
著者は精神科医で作家の樺沢紫苑さん
樺沢紫苑(かばさわしおん)さんがどのような方なのか引用でご紹介。
1965年、札幌生まれ。1991年、札幌医科大学医学部卒。2004年からシカゴの イリノイ大学に3年間留学。帰国後、樺沢心理学研究所を設立。
「情報発信を通してメンタル疾患、自殺を予防する」をビジョンとし、累計40万人以上に精神医学や心理学、脳科学の知識・情報をわかりやすく伝える「日本一アウトプットする精神科医」として活動している。
著書は30冊。「読んだら忘れない読書術」(サンマーク出版)は15万部、「学びを結果に変えるアウトプット大全」(サンクチュアリ出版)は40万部のベストセラーとなっている。
引用元( 学び効率が最大化するインプット大全より)
精神科医・心理学・脳科学に特化された樺沢紫苑さんは10年以上前からインプットとアウトプットを続けており、アウトプット大全(2018年8月)を出版された後、約1年かけて執筆されたのがこの著書となります。
ただインプットとアウトプットをするならば努力次第で誰でもできますが、これが脳科学に裏付けされた勉強法となれば説得力もより増しますよね。
先程から私が言っている「インプット」、「アウトプット」とは何かを軽く説明したいとおもいます。
インプットとは…本や人、インターネットなどで、情報を入力・吸収すること。読んだり、人の話を聞いたり、映画を見たりなどなど。
アウトプットとは…見たり聞いたり学んだ情報を出力・発信すること。話したり、書いたり、行動したりなどなど。
ざっとこのような感じです。要するに学んだ事を自分の記憶に留めてそれを忘れないように発信して脳みそに定着させよう!ということです。
なぜインプットとアウトプットが大切なのか…。私個人の意見ですが、生きていく上で学びがあったとしても、それをすぐ忘れてしまうようでは自己の成長に繋がらず、その学びにかけた時間が無駄に感じてしまうからです。
もちろん、私も全てを覚えているわけではないし忘れてしまう事も多々あります。その中でも自分にとって重要な情報や大切な事柄等は最低限覚えておきたいものです。
尚且つ、私はブログを通して自分の思考や在り方を発信していきたい!と意気込んでいる訳ですから、インプットできていないとアウトプット(発信)する事もできません。
前置きが長くなってしまいましたが、ここからは私が著書を読んでの感想や自分の意見などを掻い摘んで3つ程述べていきたいと思います。(あまりにも項目が多く選びきれない為)
1.アウトプット前提のインプット術
皆さんこれはなかなかできていないのではないでしょうか?私も意識してできておりません。
ただ淡々と本を読んだり人の話を聞いたり…。それでは大切な情報も右から左に流れてしまい記憶に留まりません。
ならアウトプット前提のインプットとは…、インプットする事前にアウトプットする目的を持って、意識してインプットする。という事です。
インプットアウトプットとやたら出てきて混乱しますね笑
例えばです、あなたが本を読んだとします。最後まで読み終わりました→その本の内容と良かった点、疑問に思った点を教えてください→直ぐに答えられますか?
私だったらアウトプット前提でなければ読んだだけで満足してしまい、一時的な記憶にしか残らないでしょう。その場限りのすぐ消えてしまう記憶になります。
ですがこれが、アウトプット前提の読書だったらどうでしょう?
あなたが本を読んだとします。最後まで読み終わりました→その本の内容と良かった点、疑問に思った点を教えてください→この本の内容は〇〇でこの章の△△が✕✕で〜。
きっとスラスラと答えられると思います。
何故アウトプット前提にすると記憶に残りやすくなるかというと…
心理的プレッシャーがかかり緊張状態に陥ると、脳内物質ノルアドレナリンが分泌され、集中力の高まり、記憶力、思考力、判断力が高まるからです。
目的を持って読書なり人の話を聞くなり、映画を見たり、旅行へ出かけたり、などをしなければ記憶に長く留まらず、どんなに素晴らしいことでも簡単に忘れてしまうのです。
なので本当にインプットしておきたい情報や知識は、アウトプット前提でインプットしましょう!
2.動画を活用する
これに関しては、動画が普及している現代ならではのインプット方法なのではないでしょうか?
今やネットが普及し、多くの方が動画を視聴すると思います。
ある調査によると、10~20代でYouTubeの利用率は95%。毎日見る人が70%にも及びます。全世代でも利用率77%と非常に高くなっています。若い世代では、テレビを見ずに動画を見るのが当たり前で、動画が重要な情報源となっているのです。
引用元(学び効率が最大化するインプット大全P172より)
動画といえば、世界規模で有名なYouTubeが1番に頭に思い浮かぶかと思います。かくいう私もYouTubeにてゲーム実況活動をさせてもらっておりますが…笑
YouTubeでも多く見かけるのが、エンタメや音楽やゲーム実況、YouTuberも最近では1つの職業として多く知られていますね。
ですが、YouTubeを学びの場として利用している人はどれくらいいるのでしょう?
テレビや娯楽の代わりに見る人も多く、学びの場として利用する人はエンタメや音楽よりも圧倒的に少ないかと思います。
ですが、YouTubeは誰もが無料で投稿された動画(コンテンツ)を視聴できるサービスです。
無料で見れるにも関わらず、中には有料レベルのコンテンツも数多くあります。
えっ…。こんなにスゴいことが無料で学べていいの?!
と驚くことが実際に多くあります笑
それだけコンテンツのクオリティが高いと同時に、YouTubeで収益化できれば高い利益を生み出すことができるからなのですね。
なので、有名な方や影響力のある方や好きな事をして稼ぎたい方はこぞってYouTubeに参戦しております。
少し話は逸れましたが…
本を読んで知識をつけるのが難しい、活字は苦手だ、という人はぜひ動画を活用してください。
YouTubeには学習系、教育系、他にも様々なジャンルの学べる動画が数え切れないほどあります。
文字を読んでも理解できない、頭に入ってこない、というものが視覚を使うと一瞬で理解できるということはよくあるのです。
それに動画は、ネットさえ繋がっていれば誰でも簡単に見れるとてもコスパの良い学びの手段であるインプット術といえるでしょう。
動画でしたら、情報を視覚から取り入れて映像として記憶に残すこともできます。漫画を読んだ時もイメージとして記憶に残すことができるので、動画と漫画は似たところがありますね。
活字が苦手、イメージや映像でインプットしたい!という方はぜひ動画コンテンツで学んでください。
3.学びを欲張らない
これには少し驚きました…。私が学ぶ事に貪欲だからでしょうか?いや、根拠がきちんとあったのです。
脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまで。
ハウツー本を1冊読み切って、よし読めた!とはなりますが、全ての教養を覚えているか?と問われれば…正直に答えると覚えていません。
脳が一度に記憶して処理できる情報は3つまで、という事はそれ以上の情報になると脳のキャパシティ的に限界というわけです。
脳の情報処理のスペース、その広さはとても狭いものだそうです。
「全てを吸収するぞ!」と意気込むほどに、脳の情報交通の渋滞が激しくなり、逆に何も学べない状態に陥ります。だから学びを欲張ってはいけないのですね。初めて知りました。
なので、全てをインプットしようとはせずに重要なポイントを抑えて、絞ってインプットしましょう!
本を読むことでインプットしようとすると、膨大な情報から気づきを得てインプットしたい事柄を予め3つほど決めておいて読み進めれば集中して脳が情報収集と処理をして記憶に定着できますね。
では、2でお話した動画だったらどうでしょう?
例えでYouTubeを上げましたが、YouTubeには当たり前のように「検索機能」があります。
自分が知りたい事、分からない事などはタイトルに含まれているであろうワードを入力して検索したら、その関連で沢山ヒットして動画がでてきます。
そのような学びの動画の内容は、エンタメや音楽とは違って、要点だけをまとめた内容になっているものが多いです。なので5分ほどの短いものもあれば15分ほどのちょうど良い長さの内容まで様々です。
長時間かけて見る必要もなく、かつ要点だけを動画内で述べているので、自分でネットを利用してアレコレ調べなくてもすぐ知ることができます。映像と音声なのでインプットも本を読むよりはし易いと思います。
ただし、正しい情報や知識に出会えなければ間違ったインプットになってしまうので注意が必要です。
以上で私の「学び効率が最大化するインプット大全」を読んでのアウトプットは以上となります。
この著書には、紹介した以外にも実に90種近くのインプットの方法や対策が書かれています。
インプットについてもっと学びたい!知りたい!興味がある!という方は、ぜひ書店様にて「学び効率が最大化するインプット大全」をお手に取ってみてください。
最後までお読みいただきありがとうございました。